がんの終末期の方などに対する緩和ケアに力を入れていきたい

前野 有理

副院長

どのような部分に仕事のやりがいを感じますか?

普段は医師として、病院に来られない方のご自宅や施設に訪問し、診察をしています。私は病院での勤務も長かったのでよくわかりますが、患者さんにとって病院は「ホーム」ではありません。外来を受診される際も、どこか緊張しています。一方で訪問診療は、こちらから患者さんのご自宅に伺うので、診察の間も非常にリラックスしています。病院では見られないようないきいきとした表情を見られるのは、訪問診療ならではの魅力だと感じています。

これから新しく取り組んでいきたいことや目標はありますか?

今後はがんの終末期の方などに対する緩和ケアに力を入れていきたいです。またクリニックでは、いわゆる「グリーフケア」のような取り組みを少しずつ始めており、直近では3軒のお宅に伺い、亡くなった患者さんのご家族にお会いしました。こちらもさらに件数を増やしていきたいと考えています。

求職者の方にメッセージをお願いします

野末先生を始め、看護師さんや事務職の皆さんも明るい方ばかりです。医師としては仕事がしやすいし、看護師さんも一生懸命患者さんを診てくれるのでありがたいです。もし若い方であれば、子育てを終えてお孫さんがいるようなスタッフから、職場の先輩としてだけではなく、人生の先輩としてもいろいろなアドバイスをもらえるのではないでしょうか。私も現在、常勤の医師として勤務しています。女性にとって働きやすい環境は整っているので、安心してご応募ください。

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